楽天CASAの安全性
楽天CASAは、楽天モバイルのモバイルデータ通信4GLTEを出力できる小さな基地局を自宅等に設置できる機器です。
基地局付近の住民を対象に悪性腫瘍の発生率を調べた研究で、基地局と距離が近いほど悪性腫瘍になった人が多い傾向。参考
こんな研究もあり、基地局を自宅に設置するのは安全面でどうなのか。
この記事では、楽天CASAに論点を置いて安全性を解説していきます。
比較
周波数
身近な電波の周波数をまとめました。
Wi-Fi | 2.4Ghz、5Ghz |
Bluetooth | 2.4Ghz |
楽天モバイル (4G) | 1.7Ghz |
ドコモ、KDDI、Softbank (4G) | 700Mhz 〜 3.5Ghz |
5G | 3.7Ghz 〜 29.5Ghz |
地上波デジタル放送 | 470Mhz 〜 710Mhz |
楽天CASAが出力できる電波は、
2.4Ghz(Wi-Fi)、5Ghz(Wi-Fi)、1.7Ghz (4G LTE)の3種類
2.4Ghzと5GhzのWi-Fiは家庭用Wi-Fiルーターと全く同じ、
1.7Ghzの楽天Casa特有のモバイルデータ通信用の電波は、BluetoothやWi-Fi よりも低周波です。
出力強度
楽天CASAの一般的な戸建住宅1軒分の出力強度、家庭用Wi-Fiルーターとほぼ同じです。
Bluetoothイヤホンと比較すると、
電波は、距離が2倍になると電波の強度が4分の1にまで減少(距離の二乗に反比例して減衰)します。
Bluetoothの強度はWi-Fiの約10分の1程度を考えても、耳に直接付けている、Bluetoothイヤホンと誤差の範囲です。
結論
楽天CASAに関しては、「家庭用Wi-Fiルーターと同等の出力強度」「BluetoothやWi-Fiよりも、低周波」な為、Bluetooth製品やWi-Fiルーターとほぼ同等。電波自体の安全性は置いておいて、
既にWi-FiルーターやBluetooth製品を使用しているならば危険性が高まることはありません。
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